polder museum
新生の大地
干拓事業はどのように行われたのか?現在でも欠かすことのできない水の管理とは?八郎潟の干拓事業と、そして現在の水の循環システムを、ぜひ学んでください。



 「干拓」という言葉をご存じでしょうか?海や湖に堤防を築き、水をくみ出し、堤防の内側の土地を利用できるようにする工事です。逆に土砂を盛って土地を拡大することは「埋立」と呼ばれています。

 大潟村の大地は干拓によってできた大地です。堤防を除いては、全て海面下の大地です。そのため、水の循環調節を欠かすことができません。24時間休みなく、水をくみ出していなければならないのです。このゾーンでは、八郎潟干拓事業の概要と、水の循環調節のしくみを紹介しています。
 
八郎潟の干拓は、「国営干拓事業」と「八郎潟新農村建設事業団事業」の2つの事業により行われました。国営干拓事業は昭和32年度から昭和43年度まで、総工費543億円をかけて行われた事業で、堤防を築き、排水路を掘り、水をくみ出し、土地を乾燥させる、といった一連の事業です。八郎潟新農村建設事業団事業は道路整備、圃場整備、集落・公共施設・農業用施設の整備、入植者の指導といった、社会基盤を整える事業を行ったもので、昭和40年度から昭和51年度まで、総事業費309億円を投じて行われました。これらの事業により整備された土地は、中央干拓地(現在の大潟村)が15666ha、周辺干拓地が1573haとなっております。

 「干拓のあらまし」「干拓の手順」「農地整備の手順」においては、細かく再現した模型と解説により、干拓事業がどのようにすすめられたのかを紹介しています。また、「干拓データベース」においては、干拓工事中の貴重な写真を多数紹介しています。

 水の循環調節は、現在の大潟村の基盤を維持するために非常に重要なことがらです。そこでグラフィック映像による解説とジオラマを用いた「ポルダー博士の干拓講座」により、小学生でも理解しやすいように説明しています。